募集状況に関して

申し訳ございません。ただ今、採用活動を行っておりません。
再開時期は未定ですが、募集の際はお知らせに掲載致します。

採用情報

私たちの活動に興味をお持ち頂きありがとうございます。
私たちは多様性に富んだコミュニティを目指しております。

無知の知

突然ですが、あなたは「スマートフォン」を知っていますか?
と質問すると、そんなの知らない人なんていないよ!と怒られてしまうかもしれません。
では、質問の仕方を変えてみます。スマートフォンの製造方法やデザイン、内部構造などを具体的に説明できますか?
多少の説明はできるかもしれませんが、ほとんどの人は1分も持たずに言葉に詰まると思います。かくいう私たちも一緒です。
人が「知っている」と感じるモノでも、具体的な仕組みを知っているわけではないということなのです。
具体的な仕組みを説明するなら、例えば以下のような知識が必要になります。

  • データのやり取りなどは工学の知識
  • 製造方法は使われている材質といった化学の知識
  • 大きさや形のデザインには人間工学の知識
  • ユーザの色の好みであれば心理学の知識
  • 販売価格を考えるには経済学の知識

あくまで一例ですが、人は片手に収まるたった1つのモノでも全てを理解することは難しいのです。
しかも具体的に考えてみるまで、自分の知識の浅さに気付きづらいのです。
人間の脳がどのように学習するのかというと、個々の経験(五感から入ってくる大量のデータ)から規則性を見出すことによって、新しいもの(今まで見たことがないもの)を見たときに対応できるようにしているのです。
このため、個々のモノについて詳細情報を蓄えるようにはできてはいません。

知識の錯覚

インターネットに接続できる環境が当然となり、誰もが豊富な情報にいつでもアクセスできるようになりました。
このため、従来は必要な時に必要な情報にアクセスることが重要と考えられてきましたが、私たちは知識を持っているだけでは価値がない時代になっていると考えています。
この状況の問題点は、簡単に専門家の知識をアクセスできることになったことで、仕組みは知らないのに「知っている」と思い込んで、専門家の意見をあたかも自分の知識のように使うという点にあります。
このように自らの知識には根拠があり正当性があると思うことで、自らの行動を正当化するのです。
このような知識の錯覚に陥いることは仕方ありません。
それを知ったうえで「質の高い情報を選び、知識を使える人」が必要です。

私たちの目指すコミュニティ

これらからも分かる通り、何でも知っている・できる人間は存在しません。だから協力することが必要です。
研究でも「集団に対して個人がどのような貢献ができるかは、知能指数よりも協力能力によって決まる部分が大きい」とされています。
もちろん、知能指数が高い人たちがいることも必要です。でも、大勢いる必要性はありません。
それよりも、私たちが必要としているのは、異なる能力を持つ人たちを幅広く、バランスよく集めることです。
人は自分自身、周りの環境、関わる人によって思考します。すなわち、あなたの周りのコミュニティが、あなたの記憶の役割を果たしているのです。
そして、人が特定のコミュニティに所属するとき、自ら覚えるべきことは覚えて最大の貢献をしようとしますが、他のことはその分野の専門家に任せようとします。
つまり、作業をするときに必要な能力がチームとして揃えられていれば、幅広い視点から物事を考えることができ、互いに協力することで最高の結果が出せると考えています。
また、研究によってメンバー間での役割交換や、男女比などは集団にとってプラスとなることが示唆されています。
このため、私たちは多様性を大切にしています。幅広い知識や経験を共有できれば、チーム全体としての力は高まるのです。
学歴、職歴、経験、階級、年齢、性別、国籍の異なる人たちが集まり、お互いが協力することで知識の幅が広がると私たちは考えているのです。

募集職種について

これらから、採用結果は応募のタイミングや、私たちの相対的な能力との相性によって決まる部分が大きいです。
まずは、あなたのことを教えてください。

  • プロジェクトリーダー
  • システムエンジニア
  • デザイナー
  • リサーチアシスタント
  • 総務
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